お客様が来年お庭に家屋を増築すろ事になり、 現在、弊社で増築部分にある松の移植、庭石、灯篭の移動、一部の木の伐根や撤去 景石の据え変え を含め 来年にかけてリフォームを行っています。 こちらが、移植する松。接道幅が狭く重機は使用できない為、 チェーンブロックで周りの石を移動中。小豆島石、重さは2t 近い です。 人力作業ですが、石を完全にずらさなければ、根回しが出来ません。
庭が造られたのは50年前、施主様曰く、樹齢は100年近い そうなので根回しは不可欠です。
環状剥離をし、細根の発生を促します。
来年、移植をしますが、伐採した周りの樹木や根締めの低木 が無くなった分、夏の陽射しに要注意です。
岸和田市の介護施設様からのご依頼で、枯れた木の植え替えと 植込みの草花を植え替えしました。 非常に陽当たりの良い立地と沢山のエアコンの室外機が植込み奥に ある為、植物にとっては過酷な環境でした。
今年植えられたであろう、ナデシコは1年草なので冬には植え替えが 必要です。今後は出来るだけ植替えしなくてもよい植物がご希望という ことでしたので、宿根草をお薦めしました。
今回、植替える宿根草、コバノランタナ、宿根バーベナ、マツバギク。 比較的強く、花も楽しめる3種類。
植替え作業の様子です。
「 マルチング」と言って、植込みの地面に腐葉土を敷き詰めて いきます。アスファルトからの熱、室外機からの熱風など乾燥 しやすい土壌なので、腐葉土で保湿性を高めて雑草対策も兼ねています。
タップリと水をあげています。
視覚的にも 土壌部分が腐葉土で黒く引き締まった感じがします。
やがて宿根草の花が咲き始めると植木の根元がカラフルに彩られます。